子どもが高校生になるまでに出来ること。賢い教育資金の作り方
2015/12/28
餅は餅屋。
『FPに相談する』 これが一番だと思います。
とは言え、知識がゼロで相談して、言われるままに契約するのも不安な物。
『何人かのFPに相談してみる』 確かにこれも良い手ですが、
ここでは、ある程度学資保険について説明をさせて頂きます。
選択によっては10万円以上の金額差がつくものなので、一度しっかり考えてみるのも良いと思います。
目的
子どもに教育を受けさせるために資金を用意する為の物。
主に、高校受験や大学受験時に、子どもに自由な選択をさせてあげるための手段。
要するに、子どもの教育の為にお金を貯蓄していく為の物ですね。
メリット・デメリット
タンス預金でも、銀行預金でも、お金を貯めていくことは出来ます。
ここでは、学資保険を利用する事のメリットとデメリットをお話します。
メリット
1.契約者が万が一の時でも、資金が確約される。
きっとこれが一番の違いですね。仮に「10年間積立をして、200万円を受け取る」そんな、契約をしたとします。もし、二ヶ月目に父親(契約者)に万が一の事(死亡や重度の障害など)があった場合、3ヶ月目以降支払いが出来なかったとしても、お子さんは10年後保険金200万を受けとることができます。
銀行等での貯金ではこれはありえないですよね。
2.払戻率(要は金利的なもの)が大きい物がある。
学資保険は、預けた額に対する返ってくるものの価値が銀行預金よりもかなり大きいです。その価値を補償に回した学資保険だと、預けたお金よりも受け取るお金が少なくなるものがあります。しかし、その返ってくるものをすべてお金に回すと、、、銀行や郵便貯金と比較してかなり高い利率になるものがあります。
詳細な比較はご家庭の環境によっても変わる為FPの方にお任せするとして、ざっくりした一例を上げてみます。
利率0.3%の定期預金と、富国生命のみらいのつばさステップJ型で毎月1万円ずつ18年間貯蓄していくと、、、、18年後。16万円強もの差で富国生命のほうが多くお金が返ってきます。
3.税金的にかなり有利になる。
要するに、税金の支払額が減ります。対象は2つ。
1つは、受け取るお金ー支払ったお金=増えたお金 が50万円を超えない場合、税金がかかりません。これに対して、定期預金では利子がつく度に、勝手に利子の20%を税金として持って行かれます。
そしてもう1つ。生命保険料として所得税の控除対象になります。要するに、保険会社から送られてくる、支払金額の証明書をもって、確定申告や年末調整に行くと、いくらか返ってくる。こういうことです。
これが、18年間。2で上げた16万強の金額差にこれもあわせて考えると、実際につく金額差はもっと大きくなります。
4.勝手に引き落とされる。
これは、個人的にメリットと感じているだけなのですが、、、勝手に引き落とされます。貯金となると、毎月いくらと決めても入れ忘れたり、今月は出費が多いからと入れない月があったりとしてしまいそうな性分なので、勝手に持っていかれるのが個人的にはメリットです。
また、クレジットカード払いにすると、そのカードのポイントなどが付くのもメリットですね。
例えば、Poneカードを使っていたりすると、支払額が1%減ります。毎月1万円から1%減ると、クレジットのポイントだけで18年間で2万千6百円定期預金に比べて支払額が少なくなります。
デメリット
1.お金が減る可能性がある。
これは、メリットの2 であげた、払戻率の低い保険に加入した時の話ではありません。契約を途中で破棄しなければならなくなった場合です。契約主の死亡など以外の理由で支払いが困難になり期間内に解約するような事になった場合、タイミングにもよりますが、支払額よりも受取額が少なくなる可能性があります。
2.勝手に引き落とされる。
メリットでも書いたことなのですが、勝手に引き落とされます。これは、本当に厳しい月があったとしてもお金を持っていかれるということです。上記デメリットの1の理由から、途中で辞めるのは良い選択とはいえず、、、急な出費などがあった月は厳しいかもしれません。
まとめ
個人的な見解ですが、貯金に比べて学資保険はかなり有利だと考えることが出来ます。ただ、毎月家計に2万円の浮きが出来るからと、その全額2万円全てを学資保険の支払いに回すのは、友人の結婚式など、何かあった時の事を考えると危険です。支払い条件については、余裕をもった計画を立てるべきだと考えます。
そう考えても、やはりトータル的なことをお金のプロであるFPに相談したうえで、学資保険の提案をしてもらうのが一番良いと思います。
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